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プーアル茶の「生茶」と「熟茶」

更新日:2020年8月24日

貴重な古樹茶を原料に作られているロンシュのお茶は、発酵による長期保存ができるよう、主にプーアル茶や白茶、紅茶に仕上げることが多いです。

その中でも、プーアル茶に仕上げることが最も多いです。プーアル茶にはその製造方法からプーアル生茶とプーアル熟茶の2種類に分けられることをご存知でしょうか?


プーアル茶の「生茶」と「熟茶」について

≪プーアル生茶≫

摘みたての茶葉を釜炒りし揉捻した後、天日干しで仕上げて、できたての頃は、いわば緑茶に近いお茶ですが、経年により、自然発酵して熟成されていくにつれ、次第にまろやかでさっぱりとした口当たりで、渋みや苦味とそのあとにくる甘み(回甘)があり、フルーティーで華やかな香りが特徴。


≪プーアル熟茶≫

「渥堆(あくたい)」という、主に麹菌を用いて、茶葉の発酵を人為的に促し熟成させた工程を経たお茶です。年代を経た茶葉の風味を短期間で作れる方法として、1970年代から製造されるようになりました。成分は変化してワインのような赤褐色で、口当たりはまろやかで優しい味わいで、熟茶独特の香気と甘味の強いお茶です。ロンシュの熟茶はすべて100%純料の古樹茶を原料に製茶したものです。




「最もからだを温めるお茶」

 プーアル茶は、中国六大茶分類の中で最もからだを温めるお茶とされ、茶成分には、身体に良い栄養分を豊富に含んでおり、日々の養生にとてもおすすめのお茶です。



プーアル茶を保存熟成させてより美味しくする

 プーアル茶は保存に強く、長期保存が可能です。ロンシュのお茶は、長期保存によって変化する風味をお楽しみいただけます。上質なお茶を入手しておき場所に気をつければ、ご家庭でも、ゆっくりと変化していく「熟成」の味を楽しめるので、年月を経ながら変化してゆく味や香りをお楽しみください。


1.常温でやや乾燥したところ

2、ほかのニオイが移らないところ

3.直射日光を避けた暗いところ


◎保存に適した、書斎や寝室など比較的乾燥している部屋◎

 ただし、アロマや香水などにおいの強いところには置かないでください。湿気が少なく適度に通期のある場所を選びましょう。日本でも梅雨の時期などでは、除湿したり、風通しの良いところに置くなどの工夫をすると良いでしょうか。日本のように四季の変化が大きいところでは、茶葉はそれに呼応して風味の印象を微妙に変えてゆきます。このこともまた独自の風味につながります。ご家庭でも1年も経つとはっきりと違いがわかります。


NG! 窓がなく風通しができない部屋

 週に一度は扇風機で部屋の空気をかくはんさせれば、茶葉は自然に呼吸して、溜まった湿気を吐き出してくれます。


NG! 冷蔵庫での保管は禁物

 冷蔵庫から出した瞬間に結露によって茶葉に水分がついたり、低温に強い雑菌の繁殖や冷蔵庫の中のにおいが茶葉に移る心配があるためです。


NG! キッチンやお風呂場など、水回りの近く

 湿気がたまりやすい水回りの近くに茶葉を置くと、水分を吸収する一方で味を悪くするカビの原因となります。



圧延加工する前のバラバラの状態や、固形茶を崩したものを「散茶」といいます。散茶を長期保存する場合は、紙袋やガラス瓶や陶器の壺に入れます。茶葉がしっかりと乾燥しているものは、器に入れてフタをして密封するのも良いでしょう。茶葉の持つ香りの成分を拡散させてしまわない効果も期待でき、香りの異なる熟茶と生茶は分けて入れましょう。

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